梅雨の雨にたたられ平成15年7月13日〜14日 霧ケ峰高原・美ヶ原高原に向かう途中 いつもの仲間と長坂町のオオムラサキセンターに立ち寄りました。この時期(6月下旬〜7月下旬)に羽化する初めて目にする国蝶のオオムラサキ・八ヶ岳高原に生息するクワガタ・カブトムシ等の生態を観察し長坂の自然とふれあい、童心に返り楽しんできました。緑に恵まれない都会の子供たちや大人にとっても充分楽しめ場所だと思いました 


 オオムラサキの雄と雌
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雄だけが綺麗な紫色をしています




オオムラサキの卵:実物は1ミリぐらいの大きさです。エノキ・ナラ・クヌギなどに好んで卵を産みます。もうすぐ孵化しそうですね。7月13日

さなぎになる直前の幼虫でしょうか?
8月に孵化した幼虫は落ち葉の中で越冬するそうです

オオムラサキ:雌
クルクルと巻いた管のような口をのばし蜜を吸っているのが見えます


こうして1年をかけ美しい蝶となりその後約3週間で命を閉じるそうです
はかない命ですね
 

 ビバリウム長坂という大きなムシカゴに入りオオムラサキ・その他の昆虫の生態観察ができます


     
     
     

近代化とともに山々が削られ雑木林も少なくなり、かつては日本のあちらこちらに沢山生息していた生き物が激減しつつあります。さびしいことですね 



交通:マイカーの場合
中央自動車道長坂ICより約10分
あるいは
中央自動車道須玉ICより約10分