帛子の歌(その2)へ

 ドライブ仲間の一人、私が友人としてとても尊敬しております杉山帛子さん(68歳・山形県新庄市出身)の短歌を少し紹介いたします。彼女は10年程前、わづか2ヶ月の間に相次いで最愛のご主人、舅、姑の3人を亡くすという悲しい経験をされました。庄内地方の豪農の出であったそうなご両親との生活は、私などにははかりしれないほどのことであったでしょうと思われます。長い間の彼女のご苦労、そして悲しみを、私は彼女の短歌を通して少し理解できました。何事にも前向きで明るく、1人暮らしにしては和やかな声の絶えないお宅にお邪魔する度に、いつも手料理をご馳走になり彼女の暖かさを感じ元気を頂いております。